2017年1月11日水曜日

愛しの7インチ盤<第1回> もしも私が/あなたが大好きよ - 小畑ミキ


じゃ~ん、私所有のシングルレコード「もしも私が/あなたが大好きよ - 小畑ミキ」です。

愛しの7インチ盤第1回に先立ち、前説します。

私、もうレコード収集から遠ざかって久しいのですが、特に7インチのシングル盤が好きで集めていました。曲目当てというより、7インチシングル盤というアイテム収集的な感じ。

7インチシングルの何が好きって、やっぱこのコンパクトなちょうど良い大きさのジャケットやレコード盤ですね。ジャケ写、A面曲名、B面曲名、歌手名などの表示配置、フォント、上の「もしも私が」のジャケットなら、STEREO、45RPMのような表記などに、とても魅了されます。
もちろんLPのジャケットも大きさや迫力にも魅了されますけどね。
それから、7 inch45 rpmという数字と単位の組合せがなんとなく好き。12 inch、33_1/3rpmはなんか野暮ったく感じる。(ただの個人的な感覚です。7も45も奇数だからかも)

「愛しの7インチ盤」コーナーでは、私のシングルコレクションを(自慢できるような大したコレクションでもないですが)、自分用の記録がてら紹介していこうと思います。興味持ってもらえたら嬉しいです。前説終わり。


ということで、あらためまして・・・


愛しの7インチ盤、記念すべき第1回は・・・こちら!

「もしも私が/あなたが大好きよ - 小畑ミキ」です。

我が家でLP含めても購入価格が一番高いレコードです。

私がGSや昭和歌謡キューティポップを聴き始めた1999年頃、月刊レコードコレクターのGS特集号や噂で(ネット上の交流で)小畑ミキを知り、聴いてもいないのに絶対自分の好みだと、なぜか確信していました。
60'sキューティポップコレクション・ラブレターエディットというCDに収録されているらしいぞ、でも全然売ってなくて聴けない、そういう時期が続きました。
その後、2000年に60'sビートガールズコレクションというCDが発売され、ようやく小畑ミキを聴くことができたのです。長い間聴きたくても聴けなかった唄が、まさに確信していた通りのものだったので、それは衝撃でした。なかでも「初恋のレター」「あなたが大好きよ」「この花に愛をこめて」が特にお気に入りでした。
また、60'sキューティポップコレクション・ラブレターエディットのCDジャケットは「もしも私が/あなたが大好きよ」のジャケット画像で、これも大変お気に入りでした。
その後、60'sキューティポップコレクションもキング編と東芝編以外は2002年頃に再発され、手に入れることができた。

そういうわけで、「もしも私が/あなたが大好きよ - 小畑ミキ」は、私のマストシングルで、見つけたら多少高額であろうと買わないわけにはいかない・・・。


A面「もしも私が」
作詞:小畑ミキ/作曲:中村泰士

小畑ミキは作詞もするんですよね。
"♪もしも私があなただったら、私に○○してあげるのに・・・"、メルヘンチックなGSメロディーの曲だけど、スカスカなGS伴奏が物悲しい雰囲気を出していて、どうも楽しい妄想ではないようです。かなわぬ恋を綴ったものでしょうか。

しかし、かわいい声、独特の発音・発声、不安定な音程・リズム感・・・
ヘッドホンで聴いてるとめまいがしてきそうな小畑ミキワールドは味わえます。
中村泰士先生は、ちあきなおみ「喝采」等の作曲で有名です。


B面「あなたが大好きよ」
作詞:かしむら左夜子/作曲:高井達雄

小畑ミキ独特の唄声で"♪すき、すき、好きなのよ、あなたが好きよ、・・・"、などと好き好き連発されちゃあね、即KOですよ。反則モノです。
伴奏はGSの楽器オンリーで、エレキっぽいサウンドで爽快。演奏してるのはテイチクのGS、ヴァン・ドッグスかな?(違うかな?)


裏ジャケ画像も貼っておきます。
こういう説明やプロフィールなどもこの当時のレコードの面白いところです!
「ジェーン・ジェーン」の大ヒットで・・・とか書いてるけど、大ヒット・・・?した・・・?
ファン・コーナー(こういう響きも好き)に「小畑ミキのアドレス」とか書いてあるけど、なんの住所なんだろ・・・?

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